そもそもポータブルゲーミングPCとは
ゲームができるPCは、種別を大きく分けて3つあります。デスクトップPC、ノートPC、ポータブルゲーミングPCの中から用途や使い方によって、どの製品が合うかは人それぞれ。自分自身のライフスタイルに合ったPCを選ぶことで、快適なゲーミングライフを送れるでしょう。
ポータブルゲーミングPC
種類
約12-20万円
平均価格帯
40-60FPS
平均FPS
持ち運びをメインとし、ベッドやソファに寝転びながらゲームをしたい方。最新のスペックは、グラフィック性能もあり申し分ないほど。
こんな人におすすめ
3in1PC
種類
約12-20万円
平均価格帯
120-140FPS
平均FPS
コントローラやキーボードを着脱可能にすることで、モバイルPC/ゲーム機/タブレットと場面によって使い分けることができる。
こんな人におすすめ
ノートPC
種類
約15-40万円
平均価格帯
80-130FPS
平均FPS
ゲームはもちろんのこと、仕事やプライベートファイル(動画ファイルなど)空き容量もしっかりと確保したい方。
こんな人におすすめ
デスクトップPC
種類
約20-80万円
平均価格帯
130-250FPS
平均FPS
椅子と机に座って、長時間がっつりゲームがしたい方。プロゲーマーやゲーム実況者、ゲーム配信をする方は必須。PCの心臓部分とグラフィックが別のため、性能は3つの中で最も高い。持ち運びは不可能。
こんな人におすすめ
容量の選び方
現在、Steamなどのプラットフォームでダウンロードできる主要な最新ゲームの容量は、1タイトル30GB~120GB程度になります。
例えば、人気のApex Legends(エーペックスレジェンズ)であれば、100GB程度の空き容量があるのが望ましいです。アクションRPGなどでは10GB程度、また古いゲームでは数GBの容量が必要になります。またWindows 11のシステム容量としては、30GB+10%の空き容量が常にあるのが望ましくなります。
2TB
容量規格
約1.7TB
実際に使える容量
仕事やプライベートファイル(写真・動画・音楽など)を512GB程度確保したうえで、多数のゲームをインストールしておきたい方。
こんな人におすすめ
1TB
容量規格
約870GB
実際に使える容量
ゲームはもちろんのこと、仕事やプライベートファイル(動画ファイルなど)空き容量もしっかりと確保したい方。
こんな人におすすめ
512GB
容量規格
約430GB
実際に使える容量
いつもやるゲームがある程度固まっている方、大型タイトル2タイトル+α程度のインストール。また所有ゲームを入れ替えて使う方。
こんな人におすすめ
液晶の選び方
液晶やディスプレイと呼ばれるものは、さまざまなサイズがあり、“インチ”という単位で表記されています。インチごとに筐体のサイズも変わります。
また解像度と呼ばれる表示の細かさの度合いがあり、ゲームプレイや動画鑑賞などで重要になってきます。PCの設定から自由に変えることができ、プレイするゲームによって変えたり、綺麗で華やかな映像の映画を見たり、自分自身の見やすい設定に変えたりすることができます。
10インチ以上
液晶サイズ
PCとしてもしっかり使いたいという方におすすめ。ゲームも大迫力で楽しめるだけでなく、ゲーム内の表示される文字なども大きく見えるので遊びやすい。
こんな人におすすめ
8.4インチ(ONEXPLAYERシリーズ)
液晶サイズ
ポータブルゲーミング機としては過去最大の大きさ。手元でプレイして いても、大画面テレビで遊んでいるような迫力を求める人向け。
こんな人におすすめ
7インチ(ONEXPLAYER miniシリーズ)
液晶サイズ
Nintendo Switch有期ELモデルと同じサイズ。ポータブルゲーミング機の部類の中でも大きく、見やすい。没入感を求める人向け。
こんな人におすすめ
7インチ未満
液晶サイズ
スマホのようなサイズで、いつもポケットなどに入れて持ち歩きたい方 は、7インチ未満がおすすめ。
こんな人におすすめ
2.5K(2560×100)
解像度
HD解像度のちょうど上下/左右がともに2倍になるため、画素数は4倍。ゲームをする場合に、HDに変更することを推奨。整数スケーリングを設定すれば画質劣化が少なくなります。
主な特徴
WUXGA(1920×1200)
解像度
HD解像度(1280*800)の等倍のため、ゲーム内設定でHDにしても画質が落ちにくい。ポータブルゲーミングPCは画面そのものが小さく、ゲームをする際はHDで実施することが現実的のため、使いやすいです。ブラウザなどを見る際は、FHDと横幅が同じのため、標準的で見やすい解像度です。
主な特徴
FHD(1920×1200)
解像度
ブラウザやOfficeファイルを見る場合に、最適なHD解像度。ポータブルゲーミング機内蔵のGPUの場合には、ゲームタイトルによっては、快適に遊べる場合とそうでない場合があります。ゲームによって、最適なHD解像度に解像度を変更して遊ぶのが推奨となります。
主な特徴
CPUの選び方
CPUとはPCの心臓部分のようなもの。周辺機器から送られる全ての指示を処理したり、内部で演算したり、制御の中心となっています。今では様々な会社からたくさんのCPUが発売しており、その中でも、自社で取り扱いのあるCPUをご紹介します。
AMD Ryzen 7 8840U
CPU名称
「Zen4」アーキテクチャをベースとし、7840U同様に「AVX-512」に対応。主に演算計算や画像、ビデオの処理性能が従来のプロセッサーよりもはるかに高速処理が可能。ゲームだけでなく、クリエイティブな作業も快適に動作。グラフィックスは、AMD Radeon™ 780Mを搭載。
主な特徴
AMD Ryzen 7 7840U
CPU名称
「Zen4」アーキテクチャをベースとし、4nmプロセス技術で構築され、SIMD型演算用拡張命令セット「AVX-512」に対応。新グラフィックスアーキテクチャーRDNA™ 3世代に進化したAMD Radeon™ 780Mを搭載。滑らかなフレームレートでのゲームプレイを可能。
主な特徴
AMD Ryzen 7 6800U
CPU名称
新アーキテクチャー「Zen3+」を採用したRyzenの中でも最新のCPU。AMDの新技術 Radeon™ Super Resolution(RSR)を搭載しています。フレームレート(数値が高いと滑らかに表示され、低いとカクカクした表示になる)が向上し、高品質かつ高解像度のゲーミング体験を実現。
主な特徴
AMD Ryzen 7 5800U
CPU名称
新アーキテクチャー「Zen3」を採用したCPU。4800Uに比べて、性能が20%程度あがり、最新ゲームからオンラインマルチプレイ対戦ゲームも難なくこなせる。
主な特徴
インテル Core Ultra
CPU名称
「Intel 4」プロセスで製造され、従来のパフォーマンス重視のPコア、効率重視のEコアに、低消費電力の LP E-core を搭載し、アイドル時や低負荷時の消費電力を抑える。インテル初のAI向けプロセッサーのNPUを搭載し、生成AIなどが高速化。
主な特徴
インテル Core i7 1260P
CPU名称
Pコア(高性能)とEコア(高効率)の2種類を搭載したインテル社の最新CPU。2つのハイブリッドコアアーキテクチャにより、今までのインテルCPUよりも効率的にプログラムが実行され、ゲームパフォーマンスが高いフレームレートで実行できる。第11世代よりもコア数、スレッド数が大幅に増加し、性能が飛躍的に向上。
主な特徴
インテル Core i7 1195 G7
CPU名称
最大5Ghzを誇るインテル社のCPU。省電力性能が向上した事により、より少ない電力でも高いクロック周波数での動作が可能。
インテル内蔵GPUよりも性能が良くなった「インテル Iris Xe グラフィックス」によって、ゲームや動画・写真編集など、幅広く活用できます。
主な特徴
ポータブルゲーミングPC(Windows)で
遊べるプラットフォーム
現在、日本で遊べるゲームのプラットフォームはいくつかあり、基本的に無料でゲームがプレイできます(主に会員登録が必要。料金がかかる場合も有り)。プラットフォームによっては、毎月新作ゲームを遊べたり、オンラインゲームでみんなと遊んだり、昔懐かしいレトロゲームで遊べたりすることが可能。
またサブスクリプションもあり、月額を払うとほぼ全てのゲームが遊べるプラットフォームもあります。
Xbox Game Pass
エックスボックスゲームパス(Microsoft)
プラットフォーム名称
月額固定制のサービス。PCゲームは、月額850円(※最初の1か月は100円)で100タイトルが遊び放題。プレイできるゲームは毎月入れ替えがあり、ゲームは個別に、永続利用の購入も可能。
主な特徴